愛知県一宮市萩原にある、おおやまホルモン萩原店さまから暖簾(のれん)のご注文をいただきました。
店頭のれん(入り口のれん)、店内のれん、間仕切りのれんと、店内、店外に使用する沢山の暖簾(のれん)を中厚の生地、シャーク木綿生地を使用し、日焼けに強い顔料で染めました。
ご注文までの経緯が、とても嬉しく、ありがたきことで紹介いたします。
以前、おおやまホルモン多加木店さまから、おおやまホルモン東島店さまをご紹介いただき、Tシャツを作らせていただきました。そのおおやまホルモン東島店さまから、おおやまホルモン萩原店さまをご紹介いただき、のれん(暖簾)を製作させていただくことになりました。
なんと嬉しいご縁でしょう!!!ありがとうございます!
おおやまホルモン萩原店さまの、のれん(暖簾)は、
・玄関の入り口の暖簾(のれん)×1枚
・厨房の入り口の暖簾(のれん)×2枚
・厨房の中の暖簾(のれん)×2枚
の合計5枚のと注文をいただきました。
玄関のれんの色が日焼けし変色してきたとのことでしたが、以前、作っていただいた会社が廃業されたとのことで、ご紹介から連絡をいただきました。
打合せで、使用していた暖簾よりも若干、短くしたいとのこともあり、長さを変えるなどしました。
店内のれんは、まだ使えそうな状況でしたが、せっかく作るのであれば、同じ生地、同じ色で統一したいとのことと、サイズを、間口に合わせ、しっかり作りたいとのことでした。
生地は、いままで使っていた生地と同じ物でのことで、当社の取り扱いの生地にあったのでシャークという生地になりました。
多く使われる天竺木綿生地より、少しだけ厚手の感じの生地で、袢天(半纏、半天、袢纏)などにも使われる生地です。
不景気とコロナ禍で厳しい中、たくさんのご注文をいただき感謝いたします。

いままでの暖簾よりも、少しだけ短くしましたが、雰囲気にマッチしていると思います。
生地はシャーク木綿生地、色は色見本帳から選んで頂きました。

少し色落ちがしていますが破れもなく、まだ使用できますよ~~~とお伝えしたのですが、色褪せが気になるからとのことで製作を決めていただきました。
破れてしまってからでは、製作日数を考えると、お店の雰囲気が悪くなってしまいますものね。

昔は手で彫っていましたが、いまは機械でカットしています。

おおやまホルモンさんは、過去にも製作実績があるので、ロゴデータは保有していました。

写真と比べても、雰囲気が変わってないのが伝わりますでしょうか?

新しい暖簾でお客様を迎えるって、気分も一新するのではないでしょうか?
昔、のれんが汚れているのは繁盛店の印、などと言われたことがありましたが、僕の考えは、そうは思いません。
のれん(暖簾)は、お店の顔であり雰囲気作りの大切な道具であると思っています。
清潔感も必須の要素であると思います。
長く大切に使っていただけることも職人としての喜びですが、年間たくさんのお客様を迎える暖簾は奇麗であると良いのでは、、、などと考えてしまいます。


在庫の目隠しなどに使われることも暖簾(のれん)で良くあります。

こののれんは厨房へ向かって右側に設置されました。
まだ納品時の折り目が残っていますが、使っている間に伸びてしっくりしてきます。

色々なお店から、厨房内を丸見えにしないためと、ご注文いただくことがあります。
過去の製作実績です。東島店さまの写真や投稿がなく申し訳ありません。
おおやまホルモン多加木店の過去の製作実績
オリジナルTシャツ製作‐1
オリジナルTシャツ製作‐2
オリジナルTシャツ製作‐3