受注から製品になるまでの職人としてのこだわりなど
年間たくさんの製品の、お問い合わせや、ご注文を頂いております。
ご注文方法の一つに、見本を送っていただき、見本通りに作らせていただく
製品があります。
昔ですと、その現物を元に、そのまま製作しておりましたが、現在は現物をパソコンに取り込み、文字はロゴ、マークなどを修正し製品化しております。
長くお使いいだだくと必ず変形や縮みが起きてしまいます。
そのまま何度も製作を続けていくと原型をとどめないことにもなってしまいます。
また、社旗や校旗などは、マークや校章が小さくなってしまっている旗をお見かけします。
そういった旗を、より良いサイズに直し製作することも職人としてこだわっている部分となります。
そのお客様の一つ一つの製品がより良いものであるため、職人としてのこだわりを持ち製品の作成に取り組んでおります。
お客様の笑顔が我々、池戸工房の職人としての喜びと考えております。
見積りにもこだわっております。
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/d97ae82df7087344ad76f3059dd92048.jpg)
のれんの仕立てについて
麻や木綿で多くののれんを制作をさせていただいております。
池戸工房では、ほとんどののれんを本仕立てにて製作しております。
生地の耳を使った簡易仕立てでは、せっかくの暖簾をよりカッコよく、お店の顔としての重みを
出せないように思うからです。
仕立てで、のれんの質は変わります。
本仕立てでより良い製品にするよう努力しております
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/06/DSC_0712.jpg)
光の当たり方により、本仕立てが分かりやすい画像
文字の修正について
神社のぼり 奉納の文字修正
年間、たくさんの、のれん、旗、幕、のぼりの制作をさせていただいておりますが
現物見本を送っていただき文字の修正が必要な場合、出来る限りの修正を施しております。
のぼりの竿通し(チチ)の部分により文字が右斜め上に引っ張られていました(写真)
![暖簾の文字修正](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_1542.jpg)
![暖簾の文字修正](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_1543.jpg)
パソコンに取り込み右上がりや平行になるよう修正しました。この微妙な手直しが職人としての大切な部分かと思っております。
神社のぼり 南無の文字修正
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_3355.jpg)
左)修正前 右)修正後
現物見本ののぼりは、横の筆の運び(ライン)がガタガタになっていました。(写真:左)
筆の運び通り一直線になるよう修正しました。
池戸工房でが手彫りのころから、このような修正に心がけています
色試しについて
のれん、旗、幕、のぼりなどの印染製品を染めるときによくある指定色。
お客様のご希望の色に染め上げる努力も怠らぬように心がけております。
色が合わないと、何度も何度も染め、試しの繰り返しをしていきます。
染元ならではの、こういった色合わせへのこだわりがお客様の笑顔に繋がるのではないかと
思っております。
のれんと、のぼりの色合わせの風景。
指定の色、指定の生地で型を使い色を合わせていきます。
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/04/DSC_3743-576x1024.jpg)
生地のミミ染めについて
木綿生地には、その特徴として生地のミミ(耳)があります。
通常の染めの作業で染まることと、染まらないことがあります。
染まらなかったときは職人が一枚一枚ミミを染めるようにしております。
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_4735.jpg)
耳の染まらなかった生地
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_4736.jpg)
染めたもの
左が耳の染まらなかった生地で、右が染めたものになります。
この一手間をすることで、より良い製品になると考えております。
文字修正について
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/mojitsume.jpg)
パソコンでのデータ作成が主流となった今でも、昔培った感覚を大切に文字詰めなどを行っています。
文字を打ち込んだままでは隙間が大きくなったり、文字が大きく見えるなどが見受けられます。
少しずつ全体の文字を詰め、上記の文字ですと『(有)』『ー』『!』のタテヨコのサイズを調整しました。
昔は原寸の紙に『字割り』と言う作業をしていましたが、それがパソコンでの文字詰めに当たると思います。
こういった作業に職人としての技を残していけたらいいと考えています。
生地の縮みについて
のれんを作成するとき、生地によって大きく縮みが生じることがあります。
近年、生地の晒し業者様の廃業などで、特に縮みが顕著になってきました。
池戸工房では縮みの多い生地を一度、濡らし、先に縮めておいてから染め作業に取り掛かります。
生地を仕入れ、濡らし、縮ませ、アイロンをかけ、そして染め、仕立てと作業を進めていきます。
より良いのれんを創るための小さなこだわり。
そのひと手間が製品の雰囲気に活きてくると信じております。
![のれん生地縮みについて](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_2604.jpg)
のれんを染める前の生地の準備
![](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/03/DSC_3720.jpg)
大きなのれんの生地を縮めています
1枚、1枚、ていねいに。
![image](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/DSC_0980.jpg)
色合わせが丁寧
お客様のイメージカラーにできる限り近い色をお出しする。
染め職人ならではの感性で、
色合わせや、一番適した色など丁寧に提案いたします。
![image](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/57daec3c571d39c9c44ef2f250a1255d_s.jpg)
短納期もご相談ください
お急ぎの方にも対応できる場合もあります。
ご相談ください。
![image](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/92347aa571d01b60a29315e46f60fcf9-e1606397319947.jpg)
生地を選べる
生地によって染めの色の出方、雰囲気、
それぞれ個性がでます。
色々な生地をご提案します。
![image](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2020/11/8133c2ffd93ebc88fe38d95c203f762a-e1606397402101.jpg)
色の使い方やデザインを提案
デザインをどうしていいのか分からない。
是非ご相談ください。
![image](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/bead139f12ae255b3e295469308a95b7.jpg)
適正価格
長持ちしない、雰囲気を損なってしまう場合などがあります。
ご予算を伺い 適正な価格でご提案します。
![image](https://somemoto.co.jp/wp-content/uploads/2019/05/DSC_0774.jpg)
実物を見て相談できる
実際の生地や色見本を見ながら
相談することが出来ます。
生地について
のれん、旗、幕、のぼりの染めをするための生地を色々と取り揃えております。
特に、のれんの製作の場合、お客様の好みや、お店の雰囲気に合わせることができるようにと
思っております。
木綿生地 | ・天竺木綿 ・天竺生成り木綿 ・金巾木綿 ・岡木綿 ・9A木綿 ・シャーク木綿 ・シャンタン木綿 ・スラブ木綿 ・スラブ生成り木綿 ・ブッチャー木綿 ・ブッチャー生成り木綿 ・ブッチャースラブ木綿生地 ・ブッチャースラブ生成り木綿 ・格子スラブ生成り木綿 ・綿バンテン など |
麻生地 | ・麻 ・生平麻 ・次郎丸 など |
化学繊維生地 | ・ポンジー ・トロピカル ・ツイル ・トロマット ・スエード ・PE Tクロス ・PEメッシュb ・PEボイル ・PEバンテン ・PE綾錦 ・PE一越ちりめん ・PE麻風スラブ ・PE麻風生平 ・PE遮光ツイル ・PE遮光スエード ・PEキャンバス ・PEスーパーマット ・PE塩瀬 など |
電話番号 | 0568-23-7266 |
ファックス | 0568-24-0989 |
メール | ikedo@crocus.ocn.ne.jp |
※消費税、送料・代引き手数料・振り込み手数料はお客様のご負担でお願いいたします。