愛知県稲沢市の個人宅へ掛けるオリジナル暖簾(のれん)のご注文をいただきました。
扉はある場所とのことでしたが、閉めると閉塞感や、手間があるとのことで、のれんを考えてくださったとのことです。
名入れした場合、無地の場合、各1枚と各2枚の場合など色々な提案をさせていただきました。
かなり悩まれましたが、今回は無地にて製作で決定となりました。
利久という色と、生成りで生地も変え、季節により雰囲気も変えられるよう工夫がしてあります。
個人のお客様から暖簾(のれん)のお問い合わせや、ご注文が増えてきています。
間口や高さ、色やデザインで家や部屋の雰囲気も大きく変わってきます。
色、生地、製法など色々な提案をあせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

生地は、変わり織りのシャンタン木綿生地を使用しました。
目が細かめで、横柄が入っているのが特徴の生地です。
色は、セイミックという色見本帳から、利久という色を選ばれました。
下に、生成り無地の暖簾がありますが、色によって雰囲気がかなり変わることがお分かりいただけると思います。

こちらは、変わり織りの生成りスラブ木綿生地を使用しました。
生成りスラブ木綿生地は、縦と横に太い柄が入っているのが特徴の生地です。
横柄が強めです。
色を変えることで雰囲気がかなり変わってきますね。

のれんっぽさは、チチ仕立ての方が、それらしい雰囲気が出せると思います。

感性溢れるメッセージをいただき、職人として励みになります。
小林さま、ありがとうございました。