愛知県小牧市にあります、和風ダイニング咲椀(さくわん)さまから、オリジナルのれん(暖簾)の再製作の依頼をいただきました。
使用したのは、変わり織りの生地で、綿と麻の混紡の生地で、綿麻混紡スラブ生地という生地です。
糸が太く、厚手で丈夫な生地です。
今までの生地よりも丈夫な生地をご希望でしたので、色々考えた結果、綿麻混紡スラブをオススメしました。
生地、製法など、色々な提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
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綿麻混紡ラブの生地の雰囲気が伝わりますか?
一般的に、横柄にして使用します。
どっしりしていて、高級感がありますので、落ち着いた雰囲気を演出してくれると思います。
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のれんのサイズが、1540×2100mmと大きく、その真ん中に大きく家紋を入れるため、型も大きくなります。

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のれんの一部に店名と、印風を染めていきます。
製版時にしっかり型を作り込まないといけませんので、破ればないかなど慎重に作業します。

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のれんを染めて乾燥させています。
一日乾燥させ、翌日、仕立て屋さんへお願いします。
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実物の写真を撮り忘れてしまいましたので、データの画像となります。
以前は、次郎丸という厚手の麻で製作していましたが、今回から生地を変えました。
大きく、とても格好が良いので、お店の雰囲気作りに大活躍してくれていると思います。