愛知県あま市の方からお問合せをいただき、神社のぼり(奉献御廣前・奉納のぼり)の大のぼりの修理をしました。
チチの破れがあるため、チチ(棒通し)の交換と、破れている箇所の直しをしました。
生地は、同じ生地の榊木綿生地で修理をしました。

池戸工房では、神社のぼり、お寺のぼりの新規製作(新調)の他、修理が可能な幟(のぼり)は修理を承っております。
他社製品であっても、修理可能と判断すれば、修理いたしますので、お気軽にお問合せください。

神社のぼりの画像
立派な大きな神社のぼりです。
職人の太く力強い文字で書かれています。

御廣前(御広前)とは、神の前を敬っていう言葉。神の御前。また、神社の前庭。などといった意味があります。
神社のぼりの修理前の画像
チチが破れてしまっているので、交換していきます。
神社のぼりの修理前の画像
チチの上部に小さな破れがありました。
多く見られる現象で、ここから大きく裂けてしまいますので、チチ交換と同時に、チチの位置を少しずらして強化、修理していきます。
神社のぼりの修理の画像
チチの交換といつをズラした箇所の画像です。
神社のぼり、お寺のぼりの修理で多くある依頼です。
神社のぼりの修理前の画像
のぼりの一部に破れ(裂け)もありましたので、裏から当て布をして修理します。
神社のぼりの修理の画像
破れてしまっていた部分を裏から当て布をして修理しました。
表は、かなり綺麗に治っています。
神社のぼりの修理の画像
破れてしまった部分を、当て布で修理した箇所です。
裏は、どうしても目立ってしまいますのでご了承ください。