当社で承っている色々な提灯(ちょうちん)への撥水加工が可能となりました。
和紙製のちょうちんの最大の弱点である、雨などによる水濡れが、撥水加工を施すことにより弱点が軽減されます。
和紙の提灯は、水に濡れると竹ひごが外れてしまいボロボロになってしまいます。

今回、撥水加工を施した提灯を水濡れテストをしましたので、ご覧ください。

撥水加工は撥水(水弾き)の他、防汚にも役立ちます。
撥水効果に関しては、これからテストを進めていきます。

撥水加工は生地へのテストも完了しており、
のれん(暖簾)、袢天(半纏、袢纏、半天、はっぴ)、幕、旗、のぼり(幟)など、当社で染め加工している商品への施工も可能です。
特に、玄関のれん(入口のれん)、人の出入りが多い箇所に取り付けられている暖簾、日除け幕など外で使用することが多く、取り付けっぱなしの幕に効果が見込めます。

お気軽にご相談ください。

難燃、防汚、撥水加工に関しては、ガラスコーティング加工も承っております。
こちらをご覧ください。
https://somemoto.co.jp/archives/15762

和紙の提灯に流水でテストをしてみました。
撥水剤をかけ、加工した時点で竹ひごが外れてしまうと心配でしたが加工することができました。
流水でこれだけ弾くのであれば、かなりの効果が期待できます。
霧吹きで水を吹きかけるテストもしました。
竹ひごが外れてしまうのではないかとヒヤヒヤしていましたが、しっかり撥水が効いていて問題がありませんでした。
和紙ちょうちんの撥水テストの画像
霧吹きでの水濡れテスト直後の和紙ちょうちんです。
しっかり水を弾いて、竹ひごが外れてしまうことが起きていません。
和紙ちょうちんの撥水テストの画像
霧吹き後、流水テストを終え、1時間ほど経過した和紙ちょうちんです。
心配した竹ひごも全く問題がなく壊れていません。
和紙ちょうちんの撥水テストの画像
撥水テストをした翌日の和紙ちょうちんです。
全く問題がありませんでした。