当社で承っている色々な提灯(ちょうちん)へのガラスコーティング加工が可能となりました。
和紙製のちょうちんの最大の弱点である、雨などによる水濡れが、ガラスコーティングを施すことで、難燃効果、防汚効果、撥水効果が上がり、弱点が軽減されます。
和紙の提灯は、水に濡れると竹ひごが外れてしまいボロボロになってしまうという問題がありましたが、ガラスコーティング加工を施すことにより、弱点を軽減することが可能になりました。

今回、ガラスコーティング加工を施した提灯を水濡れテストをしましたので、ご覧ください。
ガラスコーティングは生地へのテストも完了しており、
のれん(暖簾)、袢天(半纏、袢纏、半天、はっぴ)、幕、旗、のぼり(幟)など、当社で染め加工している商品への施工も可能です。
特に、玄関のれん(入口のれん)、人の出入りが多い箇所に取り付けられている暖簾、日除け幕など外で使用することが多く、取り付けっぱなしの幕に効果が見込めます。

ガラスコーティング加工は、難燃、防汚、撥水(水弾き)に役立ちます。
防汚効果に関しては、これからテストを進めていきます。
撥水効果は、下記の撥水加工には劣りますが、難燃、防汚効果は期待が持てます。

お気軽にご相談ください。

撥水加工も承っております。
こちらをご覧ください。
https://somemoto.co.jp/archives/15735

ガラスコーティングを施した和紙の提灯に流水でテストをしてみました。
ガラスコート剤をかけ、加工した時点で竹ひごが外れてしまうと心配でしたが、加工することができました。
霧吹きで水を吹きかけるテストもしました。
竹ひごが外れてしまうのではないかとヒヤヒヤしましたが問題がありませんでした。
撥水性能は撥水加工に比べ劣りますが、防汚性能がアップします。
ガラスコーティングをした提灯の画像
霧吹きでの水濡れテスト直後の和紙ちょうちんです。
しっかり水を弾いて、竹ひごが外れてしまうことが起きていません。
ガラスコーティングをした提灯の画像
霧吹き後、流水テストを終え、1時間ほど経過した、ガラスコーティングを施した和紙ちょうちんです。
心配した竹ひごも全く問題がなく壊れていません。
ガラスコーティングをした提灯の画像
撥水テストをした翌日の和紙ちょうちんです。
全く問題がありませんでした。
ガラスコーティング加工は、撥水加工に比べ撥水性は劣りますが、防汚性能が高くなります。