愛知県犬山市のお客様から神社幕(奉納幕、寺院幕)のお問い合わせをいただき、見積りと提案ののち製作となりました。
サイトからの問い合わせ後、実物をもってご来店いただき、見積りしました。
こういった神社幕(奉納幕、寺院幕)は絹で製作してあることが多く、実物も絹で製作されていました。
時代もありますが、絹は高価になってしまいますので、色々な生地と方法を提案させていただきました。
今回は、
・不二絹(富士絹)での友禅染め
 名入れと、無地の場合
・ポリエステル羽二重の厚手生地での本染め
 名入れと、無地の場合
・天竺木綿で顔料捺染染め
 名入れと、無地の場合
・先染めブロード生地でも無地製作
の7種類の見積りと製法を提案し、不二絹を使用した友禅染めで製作が決定となりました。

付属品の12cm赤房と、紫白ひももご注文くださいました。

生地、製法など色々な提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

絹で製作した奉納幕(神社幕)の画像
新しく不二絹を使用し友禅染めで製作した奉納幕と、使用していた幕。
奉納幕(神社幕)を製作する前の画像
実物を持って来店くださったので、見積りをするために撮影。
色が褪せてはいますが、破れなどはなく比較的奇麗な状態です。
神社の幕を製作する前の画像
中心を房で吊るためチチは2つついています。
神社幕(奉納幕)を拡大した画像
現物の拡大画像で、仕立ての資料にします。
神社の幕の紋の画像
紋を撮影し、この画像を元にデータを作成します。
データ作成時に歪みなども修正します。
神社の幕に着ける赤い房の画像
12cm赤房もご注文くださいました。
神社の幕の取り付けをする紫と白のひもの画像
紫白ひももご注文いただきました。
幕の長さと、取り付けに必要な長さによりカットし納品します。