愛知県稲沢市のお客さまがお稲荷さんの奉納のぼり(神社のぼり)のご注文をくださり、持ち込まれた幟(のぼり)の稲の紋の変形を修正しました。
旗屋あるあるなのですが、のぼりの製法の一部で、昔から実物ののぼりがあると、その実物から製版をして染めて、製品にしていきます!
その作業を何度も何度も繰返し繰返ししていくうちに、生地の縮み、風の影響などで文字や家紋か変形したり、幟のサイズに合わないほどバランスが狂うなどがあります。
実物の歪みを、ある程度無くしていくことも技術の見せ所なのですが、その一手間もなく繰り返し型を作っていくと、写真のような事になってしまう例が多々あります。
当社では、ほとんどの奉納のぼりをデータ化して製品にしていますので、その際に、家紋や文字の修正、全体のバランス修正をしております。

今まで頼んでいた旗屋さん、のぼり屋さんが廃業してしまったなどの問い合わせも増えてきました。
現物見本があれば、そののぼりから製作しますし、無い場合でも製作は可能です。

製法、枚数、バランスなど色々な提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

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お稲荷さんののぼりの、稲の家紋を修正したところです。
かなり変形していたので、修正も時間を要しました。
お稲荷さんの奉納のぼりの稲紋の画像
見本のぼりは、かなり変形してしまっています。
ここまで変形してしまうと、修正が難しくなります。
なんとか綺麗に修正することができ、ホッとしました。

奉納のぼりは、変形していることが多くありますので、しっかり修正をしてくれる会社にお願いしてほしいと思います。
今回は紋でしたが、文字や、マーク、色々な所でプロらしからぬ業者がおります故、お気をつけくださいませ!
せっかく創ってもらうなら綺麗にしてほしいですもんね!