愛知県祖父江町の神明社の氏子の方から問い合わせをいただき、奉納のぼり(神社のぼり、お寺のぼり)の修理をしました。
上部のチチ交換を4か所
上部の三つ折り縫製
の2点の修理をしました。
今回は、予算を抑えたいとのご要望がありましたので、必要最低限で、お客様がご希望の箇所のみの修理と交換。
チチは本体が11号帆布で製作してありましたが、丈夫な榊木綿生地で交換し、より丈夫に修理をしました。

現在の幟(のぼり)と同等の生地である11号帆布木綿生地と、もう少し厚手で上等な榊木綿生地で新規作製の場合の見積りもさせていただきましたので、将来、製作を検討くださるときの参考になればと思います。

  

神社のぼりのチチを交換した画像
大幟上部がちぎれてしまって欠損してしまっていますが、そのまま三つ折り縫製をし、より丈夫な榊木綿生地でチチうを作り交換しました。
奉納のぼりが破れてしまった画像
奉納のぼりの上部が破れ、しめ縄の一部とチチが欠損してしまっています。
予算を抑えるため、三つ折りとチチ付けのみの修理をしていきます。
奉納のぼり(神社のぼり、お寺のぼり)のしめ縄の画像
一対2枚の、大のぼりの、上部が破れていないほうののぼりから。チチのサイズを採寸し、もう一本の幟(のぼり)を修理していきます。
奉納神明社の幟(のぼり)の画像
地面を清掃後に撮影した奉納のぼり。
右:今回修理の依頼があった幟(のぼり)
左:参考にした幟(のぼり)
どちらの幟も、修理を重ねておりチチの数、長さが変わってしまっていました。
神明社の奉納のぼりの画像
奉納神明社の、大のぼり。
年号が左右に入れてありました。