静岡県磐田市城ヶ崎からお問い合わせをいただき、秋葉三尺坊宝前の奉納のぼりを1対(2枚)製作しました。
最初、お電話をくださったのちは、当社の公式LINEで写真のやり取りから、見積り、校正などをし、製作へと進めていきました。
お客様が現在使用している幟(のぼり)の写真や、のぼりを実際に立てている写真、今回製作したいものの手書きデッサンなどを画像で送ってくださったので、すごくスムーズに段取り、打ち合わせをする事ができました。
近年、町内会、世話人、氏子などの高齢化、人数の減少が進んでおり、のぼりを立てる事が大変になってきたとの声が多く聞かれます。
今回の今まではH390×W66cmのものを、H270×W55cmへと縮小したいとのことでした。
当社では、製作時、そのほとんどをデータ化しますので、こういった奉納のぼり(お寺のぼり、神社のぼり)の小型化も承っております。またその際は、文字の修正、バランス修正も行なっております。

生地は少し厚手の綾織り生地で9Aを使用しました。
その他、予算を抑えるため天竺木綿生地、丈夫な厚手生地の榊木綿生地でも見積りをしました。
生地により価格も変わりますので、ご相談ください。

生地、製法、サイズなど色々な提案をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

奉納のぼりの型紙の画像
電話とLINEでの打ち合わせ、見積り、校正をし、校了後、型紙をカットしました。
これから製版作業へと移っていきます。
今回、寄贈は町内会の方が一人でしてくださるとのことで、寄贈名も染めました。
奉納のぼりを新調した画像
打ち合わせをし、3種類の生地の見積りを確認していただいたのち、使用しているのぼりを送っていただき、生地の確認とデータ作成をしていきました。
左が新調したのぼりで、右が使用していたのぼりです。
生地がかなり変色してしまっていますが、状態としては良い方だと思います。
昭和五十五年から活躍してくれたのぼり、お疲れ様でした。
のぼり製作のお客様の声の画像
公式LINEでのやり取りで、ほぼ完結しました。
遠方であっても製作は可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

納品後、お客様から嬉しいLINEをいただきました。
お客様の声は職人としての励みになります。
ありがとうございました。