愛知県北名古屋市の地元の神社の自治会から、奉納のぼり(神社のぼり)の修理依頼を請けました。
一昨年、去年の年末に2回修理をさせていただきました。
その際、生地が限界にきているので、修理した箇所から破れが起きてしまう可能性なども説明し納得していただきました。合わせて、そろそろ新調をお考えくださいと提案もさせていただきました。
何度でも修理が可能な限り修理を引き受けさせてもらいますが、それなりに金額もいただいておりますので、新調した方が結果として会費の節約にもなるかと思います。
大のぼりの修理はあくまで延命処置に過ぎませんので、色々な提案を心がけています。
下記のリンクも参考にし、お気軽にお問い合わせください。
【奉納のぼりについては下記も参考にしてください】
・奉納のぼり(神社のぼり、お寺のぼり)について
・製作実績
・文字の修正、バランス取りについて
・奉納のぼりの修理、チチ交換など

チチ布(竿通し)をズラす、当て布をするなど、縫製屋さんと相談しつつ、いいと思われる方法で修理させていただいております。

縦にうっすら見える部分は前回の修理箇所です。
生地の劣化であちこちが破れ出してしまっていますので、新調をご検討くださいとお伝えしました。

上の写真2枚が修理前の写真となります。
しばらく使えると思います。

見落とさなくてよかった。

チチ布は、まだ破れもなかったので再利用しました。

当て布での修理をしていきます。

外したチチ布はまだ問題がなかったため、再度取り付けました。

裏はどうしてもツギハギになってしまいますが、表から見ると綺麗に直ったかと思います。