愛知県北名古屋市にあります曹洞宗寺院 平田寺さまから、オリジナルの黒池龍神王のお寺のぼり(奉納のぼり)のご注文をいただきました。
現在、お使いの実物の奉納のぼりを見せていただき、見積り、製作、納品という流れで決定しました。

少し厚手の天竺木綿生地を使用し、日焼けに強い顔料で赤文字、黒文字の2色の染めでした。

今までは、他社での製作でしたが、今回は北名古屋市の小中学校のPTAの繋がりから、当社へご依頼を下さいました。ありがとうございます。
価格は、当社の倍くらいの値段で購入されていたとのことで、見積りを出したときに、安すぎますが大丈夫ですか?とご心配をいただきましたので
生地も、サイズも確認しましたし、もっと良くして納品できますよと返答しました。

生地、枚数など色々な提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

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型紙をカットしたところです。
パソコン内にある文字を使用しましたが、その中でも文字の位置、大小、太さなどの調整をしてあります。
開運福寿の部分は赤文字、黒池龍神王は黒文字となります。

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のぼりの生地をカットし用意していきます。
一枚ずつカットしているんですよ。

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右:今まで使っていた奉納のぼり
左:当社で彫った型
実は、このお寺のぼり、パソコンの書体を使用し製作されています。
ですので、打ち込みしたままの状態で製作すると楽なのですが、当社では、文字サイズを調整する、細い箇所、太い箇所などを調整する、などしております。
パソコンや、型を彫ることを、機械がやってくれ、誰でも同じようなものを作れるようになってしまいましたが、こういう調整こそ、職人の技を残せる場所ではないかと考えております。

黒池龍神王のお寺のぼりの画像
型と染めの都合で、こういった干し方になってしまいました。
1日しっかり乾燥させてから、仕立て作業へと入っていきます。