岐阜県加茂郡白川町の方からご連絡をいただき、来店打ち合わせの後、製作させていただきました。
小さな神社のぼり(奉納のぼり)です。
定番のサイズもありますが、こういったサイズの小さいのぼり、大きいのぼりも製作は可能です。
またチチ(竿を通す布)を左右に付けてほしいとのご要望がありましたので、右チチと左チチで仕立てをしました。このように、〇枚を右チチ、〇枚を左チチにするということも可能ですので、立てる場所などを考慮しお伝えください。

今回、現物見本はありませんでしたが、そういった場合であっても製作は可能です。
当社のデータや、持っている書体で校正していただき製作させていただいています。

製法は日焼けに強い顔料捺染で製作しました。おそらく現時点では、こういった神社のぼりの製法で一番多い方法かと思います。

製法、予算など、最適なご提案をさせていただきますので、気軽にお問い合わせください。

【製作データ】
2枚
天竺木綿生地
赤地白抜き
H700×W280mm
右チチ・左チチ、各1枚で仕立て
四辺三つ折り仕立て

稲荷大明神ののぼりの画像
右チチで仕立てをした奉納のぼり(神社のぼり)です。
右チチ、左チチ、また左右で枚数を分けての仕立てなどは可能ですのでお気軽にお伝えください。
今回、1枚は右チチ、1枚は左チチと言うことで、通常、生地のミミを使用し縫製しない部分も三つ折りで仕立てしました。画像の左側が光の加減で少し色が濃い部分は仕立てをした部分です。
稲荷大明神ののぼりの画像
2枚のご注文でしたが、仕立て、その他で問題が起きた場合に備え、1枚余分で染めておきました。
毎回することではありませんが、今回ののぼりはサイズが小さかったため、手持ちの生地で対処しておきました。
顔料を使った、手捺染での染めは、日焼けに強く、仕上がりも丈夫ですのでオススメです。