愛知県犬山市の方が、ホームページをご覧になり、電話にて問い合わせをくださいました。
後日、現物の神社のぼり(奉納のぼり)を持参し、来社していただけましたので、打ち合わせと見積りを提出しました。
今まで依頼していた業者が辞めてしまったとのことで、当社を探してくださり、見積りを町内会の皆様でご検討され、決定。
オリジナルで、奉献 白山神社の神社のぼり(奉納のぼり、奉献のぼり)の製作を承りました。

生地は、現物見本と同じでいいとのことで、のれん、のぼり、旗などで一番多く使われる、天竺木綿生地を使用しました。
ただ、これくらいのサイズの幟(のぼり)で天竺木綿生地では少し強度に心配があり、9A木綿生地も提案させていただきました。
また、予算の都合もあり、価格を抑えたいとの事でしたので、のぼり上部のしめ縄を、現物見本と同じにした場合と、簡略化して黒1色の場合の二種類の見積りを提出しました。
結果、黒1色で決定製作となりました。

製法、生地、枚数、予算など、色々な提案をすることを大切にしております。
お気軽にお問い合わせください。

【奉納のぼりについては下記も参考にしてください】
奉納のぼり(神社のぼり、お寺のぼり)について
製作実績
修理、チチ交換など

白山神社のぼり(奉納のぼり)の画像
白山神社の神社のぼり(奉納のぼり)を染め、乾燥させている場面です。
しめ縄を黒に変更、生地を見本と同じ天竺木綿生地にすることで、予算を抑え、製作しました。
色や生地によっても価格が変わってきますので、ご予算などもご相談いただければ、色々な提案をさせていただきます。
奉献白山神社の神社のぼりの製版画像
ニス原紙のピールスターという材料をカットし、型紙が完成しました。
奉献 白山神社の大幟を製版する前です。
白山神社の神社のぼりのしめ縄の画像
奉献 白山神社のしめ縄部分は、予算があり、価格を抑えたいとのことで、簡略化しました。
生地も、通常このサイズですともう少し厚手の生地で製作をするのですが、年に数日使用するだけとのことで、現物と同じ生地にて製作しました。
神社のぼりのしめ縄の画像
しめ縄部分の型紙です。
現物は、多色でボカシ染めをしてあったのですが、予算を抑えるため、1色に変更しました。
下の写真が現物の大幟です。
白山神社のぼりのボカシ入りのしめ縄の画像
白山神社のぼりの現物見本は、多色で染めてありました。
ボカシもあり、少し価格はあがってしまいます。
今回は、予算の都合もあり、黒1色にて製作することになりました。
白山神社のぼり(奉納のぼり)の画像
白山神社のぼりの全体画像です。
多色染めもカッコいいですね!
予算の都合もあるので、お客さまが喜んでいただける提案をし、黒1色となりました。

データ化する際に、文字の修正、全体のバランスの修正もしました。
文字と文字の間隔なども調整することで、カッコよく仕上がるよう微調整をしました。